定例会開催ご案内
記
1. 日時:2025年4月10(木)20:00~22:00
※毎月第2木曜日 (原則として2時間)
2.場所:研究会専用ZOOMミーティングルーム
https://us06web.zoom.us/j/6771526148?pwd=VGVidnBPbExuMkFhbEg1KzRLZ1RoUT09
ミーティング ID: 677 152 6148
パスコード: 141339
参加者:研究会メンバー7人
(石井洋之、豊田和之、新井志帆、仲原真澄、伊藤寿英、立石佐太郎、竹内康博)
3.下記内容についての情報提供と意見交換
(1)各研究会員の近況報告・情報提供等
(2)「生活再建支援制度の概要」に関する解説(報告:仲原真澄氏)
・「生活再建支援制度」に関する解説がなされ、参加者全員で理解を深めた。
・特筆すべきポイントとして、阪神淡路大震災の反省の上に当法律が成立したこと、その後2回の改正により使い勝手の向上と自助・共助の限界への対策が講じられたことが挙げられる。
・具体的には、ほとんどの県でも独自の支援制度が追加されている(最大300万円支給)
(3)上記解説に関する意見交換
・2回の法律改正により使い勝手向上等の改善がなされたが、初めから改善レベルの支援制度が交付されてほしい。社会システム構築能力に関する行政レベルが日本の実力評価の関数となる。
・全壊家屋に対する補助金支給が300万円では再建は実質上不可能との意見が出され、災害対策
やBCPの実効性向上が求められる。
・その対策として地震保険が生まれたが、静岡県の地震保険加入率は全国平均を下回ってしまったという皮肉な状況も説明された。…その原因は“オオカミ少年効果”
・南海トラフ巨大地震での静岡県想定火災件数は75,000件から102,000件に修正されており、家庭防災対策の重要性が高まっている。火災を出さない為の『感電ブレーカー』+停電時に役立つ『防災電球』が紹介された。
(4)次回のお知らせ
・本日予定されていたもう一つのテーマ「なりわい再建支援補助金交付申請書作成マニュアル」の説明継続は、次回に繰り延べとなった。
〈次回予定〉
・日程:5月8日(木)20:00~22:00
・テーマと担当者:
1) 豊田氏:「なりわい再建支援補助金交付申請書作成マニュアル」の残り部分の説明継続
2) 石井氏:「被害証明書の判定基準と被害認定調査」に関する詳細説明
3) その他
・研究会のGoogleグループ(メーリングリスト)を開設しているので、会員への情報提供等のツールとして活用可能。
Googleグループ: https://groups.google.com/g/saigaitaisakukenkyukai
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